名前は分からないけれど、結構見かける俳優さん上位の野間口徹(のまぐち とおる)さん。
そんな野間口徹さんの若い頃をご紹介します!
プロフィールは?
所属事務所のダックスープさんからお借りしました。
- 生年月日 1973年10月11日
- 出身 福岡県
- 血液型 AB型
- サイズ 身長172cm/B94cm/W80cm/H89cm/靴26cm
- 特技 水泳
- 方言 北九州弁
- 経歴 ’94年、信州大学在学中に演劇活動開始。コントユニット「親族代表」を結成し、不定期に公演を行っている。
- 所属劇団 親族代表
1975年生まれで2025年現在は52歳です。
現在はご結婚されて3児のお父さんです。
男の子2人に女の子1人だそうですよ!
本当は教師になる予定だった!
俳優のお仕事をするきっかけになったのは、大学在学中です。
信州大学 農学部 在学中に演劇サークルに入ります。
長野県松本市に本部を置く国立大学で農学部の偏差値は58~61とのこと。
その大学は1年留年されて5年で大学を卒業されています。
2017年のインタビューで詳しくお話されています。
信州大学は動物が好きなこと、スキーがやれる場所、センター入試のみで入学できること、実家から遠い場所ということで選んだそうです。
そして長野県松本市は演劇の街なんだそうですよ!
地方演劇祭のブームがあったようで、地元では演劇フェスティバルなどが開催されていたとのこと。
お芝居に自然と触れられる環境があったのですね。
サークル仲間と大きな車にのって新宿の紀伊国屋書店で戯曲を買いあさる楽しい日々を過ごされていたそうです。
そのサークルに野間口徹さんが憧れている先輩がいて、その方のお手伝いをするために
当初は裏方をやるつもりで入ったそうですが、人数も少ないことから出る方と両方やっていたそう。
自分も輝いている先輩みたいになりたいではなく、お手伝いというところがお人柄を感じます。
野間口徹さんは隠居したら長野かニュージーランドに住むと決めているそうです。
当時、松本市に大きなボルダリングの施設があったようで、とても魅力を感じているとか!
文系のイメージでしたが、かなりアクティブな方ですね!
長野県の自然豊かで演劇の街である伊那市に魅力を感じているそうです。
大学卒業後は執行猶予!
演劇は面白いと思っていたものの、俳優をやりたい!!と望んでなった訳ではないと言います。
元は裏方をやりたいということですから、表に出るのは苦手なタイプですよね。
そして野間口徹さんは超氷河期世代です。
超氷河期とはバブル崩壊後の採用抑制のため、正社員としての就職が非常に困難な時期でした。
この世代は1970年から1984年頃に生まれた人々です。
年齢としては41歳から55歳の方です。
野間口徹さんは1973年生まれの52歳ですので該当しますね。
このとき野間口徹さんは演劇ばかりやっていて教員免許は取れなかったそうです。
超氷河期でどうせ内定も出ないし、ということで
30歳までにメディアのお仕事が出来なければやめるという約束で俳優を始めます。
お父様に相談したところ、なぜかOKされて今でもなぜ了承したのか不思議だそうです。
理由としてはご家族が教育関係のお仕事をされていたからでしょうか。
お父様が中学校教師、お母様が保育園の園長、1歳年上のお姉様は大学教授、
親戚の殆どが教員をされているという筋金入りの教育一家ですね。
これでは野間口徹さんが不思議がるのも分かる気がします。
お父様的にはあきらめて戻ってくると思っていたのかもしれませんね。
ブレイクはドラマ「SP」!
お仕事が途切れなくなったのは34歳のときからだそうです。
そのときに出演していたのは岡田准一さん主演の「SP 警視庁警備部警護課第四係」です。
最初は1シーンのみの出演だったのが徐々に出番が増えて行ったそうです。
第一子が生まれたばかりで、バイトが出来なくなるのが嫌だったとか!
奥様からはその1年後にアルバイトしてなくても大丈夫と言われて、
そこから食べていけるようになったのは3年後だったそう。
それまでは居酒屋や温泉バイト、やめる前まではタクシー会社で無線を取るバイトをしていたとか。
秘訣はリミットを決めたから??
野間口徹さんは俳優で食べられるようになるために節目にリミットを決めていたそうです。
2020年の記事ではこのようなお話をされています。
『30歳までにメディアに出られなかったら俳優を辞める』として活動したところ、29歳でCMのオーディションに合格し目標をクリアしたそうです。次に『35歳までにバイトを辞められなければ俳優を辞める』と決めると、34歳の時にドラマ『SP』にレギュラー出演するが決まったとか。本人は『目標を見据えていたお陰で変に焦ることなく、そのつど精いっぱい頑張れたことがよかったんじゃないかなと思います』とインタビューで答えていました
有言実行で素晴らしいですよね!
2017年のインタビューでも隠居したら長野かニュージーランドに住むと決めると言っていました。
自分に宣言すると変によそ見せずに集中できるのかもしれませんね。
足すのではなく、削いでいく
バイプレイヤーとして大活躍の野間口徹さん。
演技する際に気を付けていることは、削ぐことだそうです。
2024年の対談ではこのようにお話されています。
僕にはそのほうが合っていただけだと思います。足していって、すべてを盛り込んで表現できる方もいらっしゃる。でも僕の場合、足していくと複合的に噛み合わないということに30代前半ぐらいで気づいて。演出家にも「奇をてらうな」と言われたんです。じゃあ削ってみよう、すべてなくしてみよう、と。すると自分にフィットしたので、続けているんですよね。
令和タレントテレビドラマ出演本数ランキング(令和元年~5年)で
野間口徹さんは第2位にランクインしています。
1位:274本 山田裕貴さん
2位:238本 野間口徹さん
3位:218本 松重豊さん
「でも、自分が前に出てうまくいったことが記憶にないんですよ。そもそも生きてきて」
無理のない姿勢がヒットする要因なのかもしれません。
そしていつもリミット直前で目標を達成するので、自分の才能を「今でも疑っている」そうです。
ですが、自分に満足せずに「1クール中に全ての局の全てのドラマに出る事」など
目標設定してアグレッシブに挑戦する姿勢がこの大活躍の秘訣なのかもしれませんね!
今まで演じた役で一番難しかった役は「ハッカー」。自分がパソコンに疎いという事もあったが、専門用語や固有名詞がたくさんあったので、覚えるのに大変だった
何と!私が野間口徹さんの役で好きなのはハッカー役です!
このようなお気持ちだったとは!
これからも益々のご活躍を応援しております!
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