ドラマや映画で独特の存在感を放つ俳優・瀧内公美(たきうち くみ)さん。
「若い頃は?」「デビューのきっかけは?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、瀧内公美さんの若い頃から現在までの歩みを振り返ります。
そして経歴や出演作品、女優としての魅力を徹底解説します。
ファンの方はもちろん、これから彼女の作品を観てみたい方にも役立つ内容です!
ぜひご覧ください!
瀧内公美のプロフィールや俳優になるまで
瀧内公美さんは1989年10月21日生まれの34歳、富山県高岡市出身です。
血液型はAB型で身長は167cmの結構背の高い方なんですね。
以前はスターダストプロモーションなどに所属されていましたが、現在はフリーです。
高岡市の名産は富山ブラックラーメンや氷見うどん、ますのすし、氷見牛などです。
その他に伝統工芸では高岡銅器や高岡漆器が有名なんですね。
そして高岡市は「万葉集ゆかりの地」として知られており、歴史や自然を満喫できるスポットも多く存在します。
瀧内公美さんは12歳の頃から俳優になりたいと思っていたんです。
同世代がテレビや映画で活躍しているのを見て刺激を受けていたんだそう。
モーニング娘。さんの影響がすごく大きいです。同世代の子たちがあんなに輝いているのにビックリしました。自分も何かできるんじゃないかって気持ちにさせられましたね。
引用元:modelpress
とにかくチャンスを掴むために18歳の時に上京します。
厳しいご家庭だったようです。
1人っ子の瀧内公美さんが上京する条件がお父様より出ました。
それは資格の取れる大学だったと言います。
子どもが好きなこともあり、大妻女子大学 児童教育学部に入学し、教員免許を取得。
個人的に瀧内公美さんといえば、2023年に流れたAmazonプライムのCMです。
バスの中で小さな男の子と目が合い、ウィンクをするシーンが何だか可愛らしくて。
子どもさんがお好きだと聞いて、あの演技は素の表情だったんだなと思いました。
教育実習の中で先生方への休憩中のお茶出しに対して疑問を感じたそうです。
それは先生の好みのお茶の種類を覚えて出すことでした。
なぜみんな同じものではいけないんだろう、ややこしいんだなと思ったそうです。
自分もそう思うタイプなので、瀧内公美さんの気持ちは分かります。
瀧内公美さんはその出来事を「初めて社会の厳しさに触れた」を振り返っています。
瀧内公美の若い頃の経歴
そのときに偶然、小学校の前で映画の撮影があり、エキストラの募集がないかスタッフさんに声掛けしたのが俳優のお仕事のきっかけです。
ネットから応募して、合格したのがスターダストプロモーションさんでした。
2012年、瀧内公美さんが23歳のときにデビューします。
半年後に2014年公開の映画『グレイトフルデッド』に初主演します。
これはかなり順調なスタートですよね!
ですが瀧内公美さん自身は試行錯誤の毎日だと振り返っています。
その実感はまったくなかったです。オーディションの機会をいただけるとか、現場に立たせてもらえるとか、そういった意味では恵まれていたと思います。でもそのころはまだ古いやり方が許されていた時代ですから、現場で大きな罵声を浴びせられることもあって、なぜこんなに怒られるんだろうって試行錯誤の毎日でした。
引用元:CREA
アルバイトで生計をたて、事務所のお仕事をこなす。
演技のお仕事はしているけれど、自分の進みたい方向ではないと感じていました。
まだ駆け出しですから、デビューしてすぐに自分の思うようには進みませんよね。
瀧内公美さんはそんなことは重々承知だったと思いますが、その頃は精神的に不安定だったそう。
ときには周囲と衝突することもあったと言います。
いま思えばですけど、社会へのいら立ちだったんでしょうね。映画作りは集団作業ですけど、集団にうまく馴染めないところがあって、大人たちに反発していた。無知な自分へのいら立ちもあったんだと思います。反発するくせに技術は未熟だから、求めに応えられない歯がゆさがあって。
引用元:CREA
自分の夢への種まきは芽が出るまでがツライんですよね。
終わりがないというか。
これで合っているかどうなのか、少しでも結果出ると楽になるんですがそうもいかず・・
オーディションに落ちてお仕事がないのが一番こたえたそうです。
理由としては、自分の血肉になる経験ができないからとのこと。
仕事がないことがつらかったです。オーディションに行っても、そのたびに落ちていたので。私は自分の肉体を通じて、実感として理解していくことが多いんですね。想像力では補えない部分があって。でも現場がないということは、その発見もない。その感覚を持てなかったのがきつかったです。
引用元:CREA
自分が経験したことが、実感として理解していくというの、分かります!!
これは皆さんも感じることがあるのではないでしょうか。
自転車に初めて乗りこなせたときなど、事前に教わっても自分でこげるようになるまでには自転車に乗ってみないと分からないですよね。
オーディション会場の雰囲気や、合格しそうな傾向や進め方など、呼ばれないと分からないですもんね。
ときには息苦しさを感じ実家へ戻ることも考えたそうです。
自分には適性がないとやめようと思ったことはあるのでしょうか。
一切無いです。私は白か黒かでしか生きられないんです。諦めようと思っていたら、もう辞めています。
引用元:modelpress
成功の秘訣はあきらめないことと、待つのではなく自分で動くこと。
そしてこれをやりたいんだという気持ちを持ち続けることが大切と言っています。
デビューから注目されるまで
瀧内公美さんは先ほどご紹介したように20代前半で映画やテレビドラマのオーディションに合格し、本格的に女優としてのキャリアをスタートさせました。
初期の出演作品では、地味ながらも確かな存在感を示し、演技派として注目され始めます。
初主演の映画では残虐・性的なシーンがあり、かなりバイオレントな作品でした。
2015年には映画『日本で一番悪い奴ら』に出演。
注目されるきっかけは2017年の映画『彼女の人生は間違いじゃない』で主演を務めたことです。
主演女優賞にノミネートされ、第27回日本映画プロフェッショナル大賞では新人女優賞、2017年度全国映連賞では女優賞を受賞しました。
彼女のナチュラルで感情豊かな演技が、多くの視聴者や批評家に評価され、一躍注目の存在となりました。
また、作品ごとに異なる役柄に挑戦することで、「どんな役でも自然に演じられる女優」というイメージが定着していきます。
瀧内公美の現在の活動
近年の瀧内公美さんは、映画を中心にドラマ・舞台と幅広く活動中です。
特に映画では、主役級の役柄だけでなく、物語の重要な脇役としても印象的な演技を見せています。
映画が好きで俳優を目指した瀧内公美さんにとっては、とても嬉しいことですよね!
そしてその他にはこれまでのご活躍が評価されて、2025年3月1日、富山の地元紙「北日本新聞」のブランドアンバサダーに就任されました。
今後も映画・ドラマ・舞台で多彩な役に挑戦し続けることが期待されますね!
これからも益々のご活躍を応援しております!
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