阿部寛の若い頃やモデル時代や下積みはイケメンだけど不遇だった!

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現在、ドラマや映画などに活躍中の阿部寛(あべ ひろし)さんの若い頃をご紹介します!

若い頃や下積みは結構苦労していた!

現在もご活躍され、若い頃からも順風満帆かと思いきや、不遇の時代があったそうです。

ご自身で27歳の頃が仕事がほとんどなかったと振り返っています。

一体どんな時代を過ごされたのでしょうか。

芸能界デビューはモデルから!

阿部寛さんはモデル出身の方です。

中央大学 理工学部 電気学科 在学中にお姉様の勧めがきっかけです。

そして「ノンノボーイフレンド大賞」に応募して優勝します。

そのイケメンさと中学時代から急激に伸びた高身長があったからですね。

応募したきっかけは優勝賞品である車が欲しかったからだそう。

そして1985年モデルデビューし、1986年に創刊された『MEN’S NON-NO(メンズノンノ)』の表紙を43号連続3年以上も飾ります。

この記録はギネスブックにも登録されているそうです!素晴らしいですよね。

阿部さんいわく、当時は“王子様扱い”だったと振り返るほどの人気ぶりだったそうです。

そして大学卒業後に俳優デビューをします。

人気者から一転、あの人は今!

俳優活動も順調かと思われましたが、うまくいきませんでした。

モデルではかなりの強みであった高身長とその人気が影響していました。

背が高くて使いづらいモデル出身ということで幅広い役のオファーが来なかったそうです。

外車で乗り付けるような爽やかな二枚目の役のみだったそう。

モデルは1人でも成り立ちますが、俳優は共演者などと一緒に作るチームワークなので

それではやはり出演される作品は限られてしまいますよね。。

モデル出身俳優の苦悩

大学卒業後に俳優デビューですから、22歳という若さですよね。

そして人気モデルからの転身で演技の勉強をする時間も取れなかったと思います。

ご自分で振り返るとその時の演技力はまだまだだったとのことで、

ルックスだけの俳優と言われることに非常に悩まれたと言っています。

人気モデルとしての華々しいデビューが阿部寛さんを苦しめコンプレックスだったとのことです。

3人兄弟の末っ子として「ダメだったらやり直せばいい」という考えの元、

ラフな感じで「何も考えずに飛び込んだ」俳優活動とのことでした。

周囲が俳優の仕事に対してすごくこだわっている中、何をしたら良いか分からなかったそうです。

そうした中、続々と新人がデビューしてきて取り残された感覚になったと言っています。

確かに自分だけ置いてけぼりの感覚はかなり精神的には追い詰められると思います。

何かしなければというのは分かるけれど、どうしたらいいのか分からないのが苦しいですよね。

仕事の激減、5年間仕事なし!兼業パチンコ生活!

そうこうしている内に26、27歳で仕事が激減したそうです。

俳優のお仕事では食べて行けずにパチンコで生計を立てていた時代が1年半もあったそうです。

月に15万はパチンコで稼いで生活費にしていたとのことです。

一番負けたときはスロットで25万だそうで忘れもしないとこと。。

パチンコをする人からすると当時選んだ台やつぎ込んだ金額など、

かなりリアルな話だそうですよ。

残念ながらTVではそのパチンコ話は全てカットされてしまったらしいです。

今の阿部寛さんはストイックで真面目な印象を受けるので、意外なエピソードでした。

転機は過去の人扱い!

そんなパチンコ生活をしている中、何と「あの人は今」のオファーが来てしまったそう!

この番組は文字通り既に過去の人の現在にスポットを当てたものです。

俳優転向してから3年ほどで来たそうで、これはちょっとショックですよね。

このオファーがきっかけで、悔しさをバネに演技の勉強を始めます

そしてつかこうへいさんの舞台でバイセクシャルの役で主演されます。

その舞台出演を機に俳優としてのキャリアが確立されていきます。

幅広い役を演じられるよう30代は同じ役を受けないように徹底していたとのこと。

それから共演した仲間由紀恵さんとともに阿部寛さんといえばという代名詞にもなった

2000年に放映された大ヒットドラマ『TRICK(トリック)』や

2006年に放送された主演テレビドラマ『結婚できない男』でブレイクされました!

この2作品はモデルのような二枚目の役ではありませんよね。

阿部寛さんはパチンコの不遇時代も発想の転換が出来て無駄ではなかったと振り返っています。

ふと自分は今、何でパチンコをやっているのだろう、

この時間を出演交渉などに使った方がいいよねとふと思えるようになったそうです。

悔しさに飲み込まれず、変な方向に自暴自棄にならずに

俳優のお仕事を諦めないで投げ出さずに向き合ってきたからこその現在だったのですね。

阿部寛さんが俳優デビューした時はモデル出身の俳優さんは珍しかったのではないかと思います。

同年代の60代で現在も活躍中の俳優さんでいえば、

松重豊さん、仲村トオルさん、遠藤憲一さん、真田広之さん、佐藤浩市さん、豊川悦司さんなど

たくさんの方がいらっしゃいますが、この中でモデル出身は阿部寛さんだけだと思います。

真田広之さんは幼児向け雑誌でのモデル経験はありますが、幼少期のため除外します。

2022年7月のニューヨーク・アジアン映画祭で、

アジアで最も活躍する俳優に贈られる「スター・アジア賞」を日本人で初受賞されました。

モデル出身ゆえの苦労やパチンコの不遇生活を経て、日本を代表する俳優さんになりました。

これからも益々のご活躍を応援しております!

 

 

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